こんにちは、なな (@iqg0xPeMdCD0X8p) です( *´艸`)
私は歯列矯正4年目ですが、矯正する前は一般の歯科にするか大学病院にするか、とても迷いました。
そこで今回は、大学病院の矯正治療で感じた良い点/悪い点をまとめて、
・違いって何なのかな…?
と迷っているあなたの疑問を解決します。
・大学病院での矯正治療のメリット
・デメリット
大学病院のメリット
メリットは以下の4つ⇩
① 治療方針が最適
② 費用が安い
③ 手術が必要な場合も対応可
④ 抜歯も安心
順番に見ていきます。
① 治療方針が最適
大学病院の矯正治療は、治療方針の検討にとても力を入れています。
治療開始前の検査はとても丁寧で、検査だけで複数回、病院へ通院することもあります。
また、詳細な検査結果をもとに、多くの医師が意見を出し合いながら最善の治療方針を考えてくれます。
そのため、治療方針の決定まで2か月という長い時間はかかりますが、しっかりと治療方針を検討してくれたという安心感があります。
一般のクリニックでは、医師1人の考えで治療方針を決めていることも多く、安心感は段違いです。
② 費用が安い
一般の歯医者で治療を受けるよりも、大学病院で治療した方が10万円程度安くなることが多いです。
大学病院の先生も「大学病院は利益を追求していなくて、研究のためにやっているから一般の歯科より安いことが多い」と言っていました。
また、大学生は、通っている大学の大学病院で治療を受けると、治療費がさらに10万円程度安くなることもあるので確認してみてください。
③ 手術が必要な場合にも対応できる
まれに、矯正治療と外科手術を組み合わせた治療が必要な人もいます。
しかし、一般の歯科では手術を行っていないことも多く、手術したくないという患者の気持ちに安易に応えてしまっているケースもあります。
大学病院で矯正を受けると、手術が必要なケースの治療も可能なので、手術を組み合わせた治療も考えた上で、最善な治療方針を検討してくれます。
実際に私の友人でも、一般の歯科では手術の話をされなかったけど、大学病院では確実に手術が必要と言われた人もいました。
難しい症例にも対応できることも大学病院のメリットでしょう。
④ 抜歯も安心
矯正では歯の抜歯が必要になることも多いです。
大学病院で矯正治療を受けていると、大学病院の口腔外科の先生に抜歯してもらうことができます。
矯正の調整日に合わせて診断や検査を行ってくれるので、通院の負担も少なくて済みます◎
大学病院のデメリット
反対にデメリットは以下の3つ⇩
① 診療時間が短い
② 会計窓口や電話が混んでいる
③ 治療の様子を見学されることがある
順番に見ていきます。
① 診療時間が限られている
1つ目のデメリットは診療時間が限られていることです。
矯正治療では3~4週間に1度の定期的な通院が必要です。
1回の診療時間は30分~1時間半ほどでそれほど長い時間ではありませんが、大学病院の診療時間は短く、以下のような場合が多いです⇩
・土日の診療はしていない
・平日は17時までの診療
平日に授業や仕事がある高校生や社会人だと、通院が難しい人も多いでしょう。
② 会計窓口や電話が混み合っている
大学病院の会計窓口は、歯科を受診した人だけでなく外科や内科を受診した人も利用します。
そのため、窓口が混み合うことも多く、会計の計算や支払いだけで30分ほど待つこともあります。
また、「予約を変更したい場合は14~16時の間に電話すること」というルールがある場合もあります。
多くの電話が殺到するため、電話がつながりにくいのも大学病院のデメリットだと感じました。
③ 治療を見学されることがある
大学病院では、歯学部の学生が実習に来ていることも多く、たまに治療の様子を見学されます。
もちろん、毎回確認がありますが、少し緊張します。
おわりに
本記事では、大学病院で矯正をして感じたメリット/デメリットをまとめました。
近くに大学病院があり、平日に通院できる人しか通うのは難しいですが、治療には満足しているのでオススメです。
大学病院で矯正するか考えている、あなたの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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